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RACOON NEWS

2025.02.19

えっ、それって違うの?!消毒・殺菌・滅菌の本当の意味

「消毒」「殺菌」「滅菌」。

日常的にも耳にするこれらの言葉ですが、それぞれどのような意味かご存知でしょうか?

実は、この3つの言葉は、微生物を対象とした処理方法を表す言葉ですが、それぞれ意味合いが異なります。

今回は、消毒・殺菌・滅菌の違いについて解説していきます。

消毒・殺菌・滅菌の違い

消毒とは、病原性のある微生物を害のない程度まで減らすことを指します。
消毒薬や煮沸消毒など、様々な方法があります。

殺菌とは、特定の、または一部の微生物を殺すことを指します。
菌によっては、死滅しにくい菌もあります。

滅菌とは、すべての微生物を完全に死滅させることを指します。
滅菌には高圧蒸気滅菌やガス滅菌など高度な技術が用いられます。

具体的な例
方法 説明
消毒 アルコール消毒、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒など
殺菌 熱湯消毒、紫外線殺菌など
滅菌 オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)による滅菌、EOG滅菌、乾熱滅菌など

医療現場における消毒・殺菌・滅菌

医療現場では、感染症を防ぐために、消毒・殺菌・滅菌が徹底されています。
例えば、手術に使用する器具は滅菌処理され、患者さんの体に触れる医療機器は消毒されます。

また、病院内では、空気中の微生物を減らすために、定期的に消毒・殺菌が行われています。

まとめ

今回は、消毒・殺菌・滅菌の違いについて解説しました。

これらの言葉は、微生物を対象とした処理方法を表す言葉ですが、それぞれ意味合いが異なります。
医療現場では、感染症を防ぐために、消毒・殺菌・滅菌が徹底されています。

普段何気なく使っている言葉ですが、改めて調べてみると、それぞれに明確な違いがあることが分かりました。
ぜひ今回の内容を参考に、消毒・殺菌・滅菌について理解を深めていただければ幸いです。

本記事は、消毒・殺菌・滅菌に関する一般的な情報を提供することを目的としており、特定の製品やサービスを推奨するものではありません。消毒・殺菌・滅菌の方法や効果は、対象となる微生物や環境によって異なります。