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RACOON NEWS
2025.02.12
大量の哺乳瓶、どう洗いますか?
ご家庭で哺乳瓶を洗うのって手間がかかりますよね。
哺乳瓶専用のブラシやスポンジで、新生児専用の洗剤を使って洗った後、消毒液に浸漬させる…
工程も多く、特別なスポンジなども必要です。
分娩数の多い病院では1日に1000本以上もの哺乳瓶を洗っています。
これだけの本数を丁寧に洗うことはもちろんですが、効率的に洗う必要があります。
それではこれだけの数の哺乳瓶、どのように洗えばよいのでしょうか。
哺乳瓶は実は洗うのが難しいです。
◆洗浄からみた哺乳瓶の特徴
①細長く・口がすぼまっている形状
細長く口がすぼまっている哺乳瓶は、底までしっかりと洗浄することが難しい形状です。特に、一般的な食洗機では、ノズルからの吐出水が底まで届かないことがあります。
②ミルク汚れ
ミルク汚れは、タンパク質や油分を含んでおり、放置すると固着してしまいます。適切な洗剤と洗浄方法を用いなければ、完全に除去することはできません。
③時間の経過
大量に哺乳瓶を洗浄する場合、時間との闘いになります。洗浄に時間がかかると、ミルクの準備が遅れ、赤ちゃんの授乳時間に影響を及ぼす可能性があります。
◆洗い方
これらの課題を解決するためには、以下の点に注意する必要があります。
①適切な洗浄機
哺乳瓶の形状に合わせた洗浄機を選ぶことが重要です。底までしっかりと洗浄できるノズル構造、ミルク汚れを効果的に落とす洗浄力、そして効率的な洗浄を可能にする機能を備えた洗浄機を選びましょう。
②洗浄工程
洗浄前の水通し、適切な洗剤を使った浸漬、そして洗浄機による徹底的な洗浄など、効率的な洗浄工程を確立しましょう。
③全体最適
哺乳瓶の洗浄は、調乳業務全体の一部です。洗浄工程だけでなく、調乳、保管、提供までの流れを考慮し、全体を最適化することで、より効率的な運用が可能になります。
三田理化工業は、長年の経験と技術に基づき、病院における哺乳瓶洗浄の効率化を支援する製品とサービスを提供しています。哺乳瓶洗浄機や洗浄剤、そして洗浄工程のコンサルティングなど、お客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提案いたします。
まとめ
哺乳瓶の洗浄は、新生児の健康を守る上で非常に重要な業務です。適切な洗浄機と洗浄工程、そして全体最適な視点を持つことで、効率的かつ衛生的な哺乳瓶洗浄を実現することができます。
この記事では、大量の哺乳瓶を洗うには?を考えてみました。
今後も、三田理化Timesでは調乳について発信していきます。