三田理化工業株式会社

　本年１０月末に創業７０周年、設立５５周年を迎えることになりました。これもひとえに皆様のご支援とご厚誼の賜物と深く感謝しお礼申し上げます。今後とも 倍旧のご愛顧お引立てを賜りますよう伏してお願い申し上げます。

１９４９年（昭和２４年）に大阪市大淀区（現北区）にて理化学ガラス器具の販売業から三田理化器製作所として創業しました。やがて理化学ガラス器具のメーカーに、洗浄機をはじめとする理化学機械器具のメーカーとして成長し、１９６４年（昭和３９年）には三田理化工業株式会社と社名変更し、組織を再編しました。その頃より全国の国公立病院、大学病院、私立病院の臨床検査部、薬剤部、給食栄養部、国公立研究所、製薬企業の研究所と販路が拡がり、特に病院薬剤部での製剤設備、給食栄養部での調乳設備のパイオニアとして実績を上げて参りました。また、１９７６年（昭和５１年）には兵庫県黒田庄町（現西脇市）に開発センターを建設し、当初は病院設備機器の開発試験を行っていましたが、やがてその設備機器を使って洗浄滅菌済みの医療用消耗品を製造販売することになりました。２００４年（平成１６年）ＩＳＯ９００１、２０１４年（平成２６年）ＩＳＯ１３４８５と認証を取得して、２０１１年（平成２３年）には更に高度な洗浄滅菌設備とＩＳＯ５クラスのクリーンルームを設置した新開発センターを建設しました。これからもニッチな市場でのオンリーワン・ナンバーワンの機器事業と消耗品事業を土台に新しい事業を展開します。また、創業７０周年を機に、心・身・仕事の健康経営に取り組み、「創造力と技術革新により顧客の課題を解決し社会に貢献する」を経営理念として常に現状の改善と未来への挑戦を続けてまいります。

何卒 今後とも一層のご愛顧ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成３１年１月吉日

三田理化工業株式会社

代表取締役　千種康一